第6回 野村総合研究所 サービスシステム事業四部 中野香子さん
篠田智大さん
数十年ぶりに戻ってきた父へのギフト
中野香子さん（以下中野：敬称略）：
思い出のギフトの一つは、私が渡したギフトが戻ってきたということです。
私は下の名前が香子というのですが、「香子と遊ぶ券1カ月」「香子と遊ぶ券1年分」といった
手作りの券で私が子供の頃に父にプレゼントしたものです。
2015年に結婚することが決まって夫が挨拶に行った時に父が「渡さなければいけないものがある」
と言い出してこの券を夫に差し出しました。“もう僕は香子と遊べないから、これを託します。
夫婦喧嘩をしたときにこの券を使って仲良くしてください”というようなことを言っていました。
私は渡したことも忘れていましたし、それが数十年ぶりに戻ってきて、すごくびっくりしたとともに
父がずっと大事にこれを持ってくれていたんだなと思うと、とても気持ちが温かくなりました。
篠田智大さん(以下篠田：敬称略)：
小さい頃にこういう券をあげることはありますよね、僕も肩たたき券を親にあげた記憶はあります。
でも戻ってくるパターンは聞いたことがないですね。挨拶に行ってこれを見たらびっくりします。
お父さんがちゃんととっていたというのがすごいですね。
中野：夫はこれは失くせないなといって、貴重品ボックスに入れていました。（笑）
旅先から両親へ送るポストカード
篠田：中野さんのパンチが強い話の後だと話し辛いですが…（笑）。
僕は旅行が好きで、1年に1，2回くらい旅行に行きます。その時に必ず旅行先から親に
ポストカードを送るようにしています。それが自分の中で心に残るギフトですね。僕は実家が
三重県と遠方なので年1回正月に帰るか帰らないかぐらいであまり親に顔を見せられていません。
旅行先からポストカードを送ると、親もびっくりして携帯に連絡をくれますし、元気でやっているよ
という近況報告のきっかけにもなります。ポストカードは、その町のキレイな風景のものや自分が
現地で体験したものに近いカードを探して送るようにしています。帰省した時にそのカードを見ながら
これキレイだねと話したり実際に自分が撮った写真を見せたりと話のネタにもなります。
後輩からの出産祝い
中野：会社の後輩にもらった出産祝いも、心に残るギフトのひとつです。
彼女はすごく文章を書くのが上手で、自分の子供には上手に文章が書けるようになって欲しいと思い、
どんな幼少期を過ごしたのかという世間話をしたことがありました。彼女はそれを覚えていてくれて
文章を書くのが上手になったのはすごく本の虫で、本を読むのが大好きだったからなので
本を読ませるのが一番だと。そして、たくさん読んだ中で彼女がおすすめする本ベスト10リストを
作ってくれたんです。何気ない会話を覚えていてくれて、それを記憶にとどめてくれたことが
私はとてもうれしくて、彼女らしいなと感じたギフトだったので、印象に残っています。
実物の本をあげると、私が既に持っているかもしれないからと、リストとともに図書カードを
添えてくれた気遣いもうれしくて、いいギフトだなと思いました。
刺繍入りハンカチ
篠田：ギフトを贈るのは、イベントの時に気合を入れてということが多いですね。
僕は日常的にあげる習慣がないのですが、僕がお付き合いしている彼女はほんとに何でもない
普通の日に不意にギフトをくれることがあります。突然ハンカチを買ってきた靴下を買ってきたとか。
このハンカチもそうで、刺繍まで入れてくれています。
中野：刺繍は不意にはできないでしょ（笑）。
篠田：身構えてないときに急に渡されると、期待していなかったからこそ、余計うれしいですよね。
ギフトは、もらうのはもちろんですが、あげるのも好きです。本人が自分で選んだら買わないな、
でも似合うだろうなと思うものを選びます。自分も、自分のセンスだったら選ばないけど
こういうのだったら似合うだろうというものを選んでくれるとうれしいので、そういうものを
選ぶように心掛けています。僕だからこそ、このギフトになったんだよ、というのが
相手に伝わるといいなと思って選んでいます。
～プロフィール紹介～
■会社
株式会社野村総合研究所
■事業内容
J&Jギフト様の基幹事業であるギフト券業務オペレーションを
支えるシステム「Springs」の保守運用
【氏名】中野 香子
【役職】副主任
【趣味】スキューバダイビング・旅行
＜Ｊ＆Ｊギフトへのメッセージ＞
2007年に稼働を始めたギフト券管理システム「Springs」も今年で11年目になりました。
私は2012年からの参画ですが、J&Jギフト様の基幹事業のシステム保守・運用を継続して
お任せいただき、非常に光栄な思いでおります。
【氏名】篠田 智大
【役職】副主任
【趣味】旅行・ゴルフ・スノーボード
＜Ｊ＆Ｊギフトへのメッセージ ＞
入社以来、貴社のシステム維持管理を担当させていただき多くのことを学ばせていただきました。
今後とも安定稼働に努めて参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
