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第5回 リレーインタビュー ~笑顔をつなぐ ギフトの思い出~

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第5回 株式会社ティーガイア 決済サービス事業一部 部長 池部 勉さん

手作りのお守りと600円が入った娘からの手紙が
これまでもらった中で最高のギフトです

このお話をいただいた時に、一番に浮かんだのが娘からの手紙です。
震災の年の2011年7月、私は単身で東京に赴任してきました。
もともと生まれてからずっと名古屋で、結婚してからも娘と妻の家族3人で住んでいました。
初めて一人で東京に住むことになった時に、当時小学校4年生だった娘からもらったものです。

手紙を受け取ったのは、名古屋駅で新幹線に乗る時だったと思います。
封筒の裏に「東京に着いたら読んで」とありました。
多分、恥ずかしくてその場で読んで欲しくなかったのでしょうね。
娘から初めて手紙をもらったので、ドキドキしたのを今も覚えています。
封筒を開けると、中には手紙と紙で作った手作りのお守りと600円が入っていました。
お守りの中には手書きで「パパ、絶対に帰ってきてね」と書いてある紙が入っていて
読んで思わず泣きましたね。

お金が入っているのにも感動しました。
多分、お金が必要だからという娘の“親心”なのかなと。
10円とか50円ならまだしも600円というのは、当時の娘にとっては大金だったはず。
そんな大切なお金を入れてくれたのは、娘の中にも父親と離れて暮らす辛さがあったと思うのですが
それ以上にお父さんを元気づけようという純粋な想いだったのだと思います。
この600円は絶対に使えないですね。

2017年4月から妻と娘も上京し、今は家族3人で暮らしています。
手紙は失くさないように、娘の似顔絵が入った額に一緒に入れています。
ふと似顔絵を見ると、たまに読み返そうかなと思うこともあります。
娘から手紙をもらえたのは人生の中でいい思い出です。
単身赴任を頑張る原動力になりましたし、家族の絆も強くなったように感じます。
私がこれまでもらった中で最高のギフトですね。


~プロフィール紹介~

会社:株式会社ティーガイア
役職:部長
氏名:池部 勉
趣味:マラソン・テニス・ゴルフ
事業内容:
  ギフトカード事業/プリペイドコード(PIN)事業の展開
J&Jギフトへのメッセージ:
  貴社とギフトカードの取扱いを通じ、いろんな学びを頂きました。
      新しいギフト文化の創出に向け貴社と取り組んで参りたいと思いますので
      今後とも宜しくお願い致します。  




 

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