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新年を迎えて

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新年明けましておめでとうございます。  

 

2006年10月に誕生した弊社は本年11回目の新年を迎える事が出来ました。 

これもひとえに弊社に業務を委託してくださるお客様と、弊社の歴史に関わられた全ての関係者のご支援と努力の積み重ねによるものだと感じております。  

 

国税庁の統計によれば企業の10年生存率は、わずか6.3%。そしてそれが20年となるとその数値が0.4%まで小さくなるようです。10年生存出来るのは、16社に1社、20年生存出来るのは250社に1社ということになります。  

私は創立9年直前に就任した事もあり、まずその数値を知り、10年を迎える責任とその次の10年の道の険しさを考える事からスタート出来たのは、今振り返ると幸運だったと信じています。


・社会人となり四半世紀以上が経過していますが、長くても三年の物差ししか持ち合わせて
 いなかった自分に、気付けた幸運。 

・我が社の10年を振り返ると、当初描かれたビジョンどおりにはなかなか進まない中、
 様々な戦略の転機を迎えながら、現在に至る歴史を噛みしめられた幸運。      

そんな幸運の入り口から、次の10年を考え始めましたが、10年どころか半年先も五里霧中状態(笑)でのスタートでした・・・どこに向かって、何をどうすれば良いのか?

走りながら考える時間が続きました。  

今、私なりの輪郭が見えたのは、一緒に走る仲間やステークホルダーの方々と共有出来た時間のおかげだと感謝しています。 

 

10周年を迎え、我が社のキャッチコピーを社内で募集しました。これからの10年を見据えて我が社はどうあるべきか?を表現するものとして募集し、作者非公表で掲示し、全社員の投票により、選定したものです。 

着任からずっと考えてきた私も応募者の一人でした。
   ただずっと考えてきた私と突然投げられたメンバーの間には、ハンデが有って当然で、私なりの答えが、ここで選定されないようでは、社長失格と覚悟しての応募でしたので、17作品の中で、最多得点で選定してもらえた時には、ほっとしたのと同時に方向感に自信を持てた瞬間でした。 

 

我が社は、この10年汎用商品券トップシェアにまで成長したJCBギフトカードとJTBナイスギフトのオペレーション業務を受託し、本日を迎えました。オペレーションの安定に欠かせないシステムはまもなく三世代目、そしてシステムを司る人員は、既に三世代目に入っています。そんな中周囲の環境は、大きく変化し、伸び続けた商品券のマーケットは、IT化の波の中で大きく変わり始めています。

紙ではなく、プラスチックカードへ、そしてカードすら介在しない電子化へとマーケットは激変期を迎えています。

 

我々が持ち得る最大の財産は、この10年で積み上げてきた「商品券やプリペイドカードを支えた経験」。次の10年この財産をアドバンテージに、激変期を乗り切るという覚悟を込めました。
 

 "笑顔をつなぐ あらゆるギフトを 支えたい。” 


ギフトカード はギフト(贈りもの)とカード(決済)を組み合わせたもの。我が社はこの領域においての経験を付加価値として提供していける会社として成長していきたいと考えております。 

幸いにも、昨年「地域通貨」のシステム受託を開始でき、新年度には新たなギフトカード発行者の業務を一部任せて頂ける予定で、キャッチコピーに恥ずかしくないスタートが切れそうです。 

 

ただこれは10年単位で見れば、まだまだ何の答えでもない「点」の話でしかなく、しっかりと「線」にして、10年の柱となる「幹」に出来るかは、これからの我が社ならびに社員一同の覚悟次第だと考えております。

 

これを読んでくださる全ての皆様との「ご縁」を「幸運」だと「感じ動く」事を誓い、新年のご挨拶とさせていただきます。 

 
                                    2017年1月4日  
 
                              株式会社J&Jギフト  
代表取締役社長   森 悟朗
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